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Hyper-V仮想PC上にUbuntu Linuxをインストール2021
インストールするUbuntuのディスクイメージをダウンロードします。研究室の共有フォルダを開いてください。File Explorerを開いて、「\\share.s」or 「\\synology.s」を入力してください。ユーザ名・パスワードを聞かれますが、ユーザ名に「guest」と入力してください。パスワードは空のままです。
Sharedフォルダの中に「ubuntu-ja-20.10-desktop-amd64.iso」ファイルがあるので、それをデスクトップなどにコピーしてください。
次にHyper-V Managerを起動してUbuntuをインストールします。Windowsスタートメニューから起動してください。新しいUbuntuをインストールする前に、去年使用したUbuntu仮想マシンを削除します。
(上記の手順でHyper-Vマネージャからは消えますが、仮想ディスクはそのまま残っていますが、今回は仮想ディスクはそのまま放置します。)
新しいUbuntuをセットアップします。Hyper-V Managerのメニューから「New」→「Virtual Machine」を選択してください。
仮想マシン設定ウィザードが起動します。Nextを押します。
名前は適当に付けます。例として「Ubuntu20.10」とします。
仮想マシンの世代は第二世代を選んでください。
メモリの量は「10240 MB」に変更してください。
ネットワークは以前作成されたネットワーク(恐らく「New Virtual Switch」、「新しい仮想スイッチ」などの名前です。「Default Switch」ではありません!!)を選んでください。
ハードディスクの設定はそのままNextを押します。
インストールイメージとして、先ほどダウンロードしたUbuntu20.10のISOイメージを指定します。
設定一覧を確認してFinishを押します。
作成した仮想マシンの「Settings」を開き、CPUのProcessorの数を16個に増やします。(下記の画像は使いまわしているので「8」になっていますが「16」でお願いします。)
同じく設定画面の中で、セキュアブートはオフにして、設定画面をOKを押して閉じます。
仮想マシンを右クリックして「Connect」を押すと、仮想モニタが表示されます。その中の「Start」を押すと仮想マシンが起動します。
「*Ubuntu」を選択した状態でEnterキーを押します。
「Ubuntuをインストール」を選択します。
キーボードレイアウトはJapaneseを選択。
「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選び「インストール」をクリックします。
続けるを選択。
場所はTokyoを選択します。
ユーザを作成します。名前はtraining、パスワードはprogrammingとします。
インストールが終わると再起動して、次の画面になるので、Enterを押します。
もし、再起動した後、1分以上画面が黒いまま動いていなければ、シャットダウンボタンを押してシャットダウンし、再度「Start」させる。
設定が終わると、ログイン画面になるので、ユーザ名trainingをクリックし、パスワードprogrammingを入力してEnterを押す。
最初にログインしたときにオンラインアカウント設定が開くので、Skipする。適当に次へを押しておく。
画面右上をクリックし、Wired Settingsを開く。
有線の設定画面を開きます。
IP設定
IPv4を開き、Manualを選択、Address、Gatewayは下記の表を参照して入力(一台ずつ設定が変わるので注意)、Netmaskは255.255.255.0。DNSも変更してApplyを押します。
部屋 | 使用者 | Address | Gateway |
311 | テスト用 | 192.168.251.153 | 192.168.251.1 |
311 | 米澤 | 192.168.251.154 | 192.168.251.1 |
311 | 佐藤 | 192.168.251.155 | 192.168.251.1 |
311 | 溝端 | 192.168.251.156 | 192.168.251.1 |
311 | 吉田 | 192.168.251.152 | 192.168.251.1 |
311 | Longson | 192.168.251.157 | 192.168.251.1 |
311 | 林 | 192.168.251.158 | 192.168.251.1 |
405 | 黄 | 192.168.251.170 | 192.168.251.1 |
405 | 宮下 | 192.168.251.159 | 192.168.251.1 |
405 | Afsana | 192.168.251.160 | 192.168.251.1 |
405 | Rabeb | 192.168.251.162 | 192.168.251.1 |
405 | 小林 | 192.168.251.163 | 192.168.251.1 |
405 | 許 | 192.168.251.164 | 192.168.251.1 |
405 | Lanza | 192.168.251.165 | 192.168.251.1 |
405 | 粟 | 192.168.251.166 | 192.168.251.1 |
405 | 地頭所 | 192.168.251.167 | 192.168.251.1 |
405 | スミス | 192.168.251.168 | 192.168.251.1 |
251 | Pan | 192.168.253.151 | 192.168.253.1 |
251 | 安齋 | 192.168.253.152 | 192.168.253.1 |
251 | 當間 | 192.168.253.153 | 192.168.253.1 |
251 | Duminda | 192.168.253.154 | 192.168.253.1 |
251 | Qiu | 192.168.253.155 | 192.168.253.1 |
251 | 劉 | 192.168.253.156 | 192.168.253.1 |
251 | 伊藤 | 192.168.253.157 | 192.168.253.1 |
251 | 西脇 | 192.168.253.158 | 192.168.253.1 |
251 | 藤澤 | 192.168.253.159 | 192.168.253.1 |
右上をクリックして、Power Off/Log outをクリックし、Restartを選択します。
端末(Terminal)をスタートメニューから探して起動します。(メニューをスクロールすると出ます。)
下記のコマンドを入力してリモートデスクトップサーバをインストールします。
sudo apt -y install xrdp tigervnc-standalone-server ssh gsettings set org.gnome.desktop.input-sources sources "[('xkb', 'jp'), ('ibus', 'mozc-jp')]"
画面右上に「A」が見えればOKです。
UbuntuのRDPサーバは同じユーザが重複してログインできないようになっているため、インストールが終わったらログアウトします。
Windowsのスタートメニューから「リモートデスクトップ接続」を開き、先ほどセットアップしたサーバに接続できるかテストします。 先ほどセットアップしたサーバのURLを入力して接続を押します。
usernameとpasswordをそれぞれ入力してOKを押します。
Ubuntuのデスクトップをリモートデスクトップで見ることが出来ればOKです。
仮想マシンの仮想モニタは閉じて大丈夫です。