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linux利用方法win [2023/02/10 05:08] – [SSHクライアントによるログイン(研究室内から接続)] 220.110.251.0 | linux利用方法win [Unknown date] (現在) – 削除 - 外部編集 (Unknown date) 127.0.0.1 | ||
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- | # WindowsからLinuxサーバへのアクセス方法 | ||
- | ## SSHクライアントによるログイン(研究室内から接続) | ||
- | 1. 適当なSSHクライアントを準備する。Windows10は2018年4月のバージョン以降はSSHクライアントが標準でインストールされているので、別途インストールする必要はないが、puttyなどの専用のソフトを使ったほうが使い勝手が良い場合もある。とりあえずは標準のSSHクライアントを使用する前提で説明をするが、他のソフトを使用する場合は適宜読み替えること。 | ||
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- | 2. (optional) グラフィカルなソフトを使いたい場合は、Xサーバもインストールしておく。https:// | ||
- | サーバ上でIGVを使いたくなったらインストールすれば良いだろう。 | ||
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- | 3. 接続したいサーバ名を[[サーバスペック|このページ]]で確認する。(例えば、m96のコンピュータに接続したい場合は、「m96.s」を入力することになる。) | ||
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- | 4. ユーザ名、パスワードは、[[ユーザ一覧]]に記載されているログインIDになる。ユーザ名、パスワードは同じに設定されている。 | ||
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- | 5. 画面左下のWindowsログを右クリックし、選択肢からパワーシェルを起動する。 | ||
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- | {{: | ||
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- | 6. パワーシェルに、下記のようにコマンドを入力する | ||
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- | ```ssh -l < | ||
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- | 具体例としては、 | ||
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- | ```ssh -l yoshitake.kazutoshi m96.s``` | ||
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- | {{: | ||
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- | 最初にそのサーバに接続するときは、本当に接続するのか聞かれるのでyesを入力する。 | ||
- | また、その後のパスワード入力画面では、入力しても何も表示されないが、サーバにはきちんと伝わっているので、パスワードを入力しおわったら、Enterキーを押す。 | ||
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- | 7. ログイン後は共通フォルダの/ | ||
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- | ```ls``` | ||
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- | コマンドを入力すると、表示される。 | ||
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- | {{: | ||
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- | 8. ログイン直後のフォルダは/ | ||
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- | ```cd work``` | ||
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- | と入力することでworkフォルダに移動できる。 | ||
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- | 9. また、サーバのIGVを使うなど、Xサーバを使ったGUIの作業をする場合は、VcXsrvを起動させておく。(SSHの接続後でもOKだが、Xを使う場合、sshのオプションに-Xを追加しておくこと。その際、コマンドプロンプト、パワーシェルのターミナルではXの転送ができないようなので、WSLのUbuntuのターミナルを使うか、puttyなどのsshクライアントを使用すること)。VcXsrvのおすすめの起動用ショートカットは[[http:// | ||
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- | 10. sshで接続した場合、ターミナルを閉じると、実行中のプログラムも終了してしまう。それを避けるためには、ログインした後で | ||
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- | ```screen``` | ||
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- | と入力し、仮想端末を起動しておく。サーバ上で実行しているプログラムを実行したまま、ターミナルだけ終了したい場合は「ctrl-a」を押してから「d」を押すとscreenを出ることが出来る。またはターミナルを閉じてしまっても良い。 | ||
- | これで、ターミナルを閉じてしまっても、再度sshでサーバに接続して、 | ||
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- | ```screen -rd``` | ||
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- | と入力すると、前回の仮想端末に接続できる。 | ||
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- | 11.パワーシェルを使っていて、エラーメッセージが文字化けするという人は、とりあえず | ||
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- | ```export LANG=C``` | ||
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- | を入力すると、エラーメッセージが英語になって文字化けしなくなる。 | ||
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- | ## リモートデスクトップ接続を用いたLinuxサーバへの接続 | ||
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- | 1.スタート-> | ||
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- | 2.コンピュータ名にm96.sなどのサーバ名を入力します。 | ||
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- | 3.オプションの表示を押して | ||
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- | {{: | ||
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- | ユーザ名を入力し、「資格情報を保存できるようにする」にチェックを入れるとログイン時に毎回入力しなくて済みます。ユーザ名は[[ユーザ一覧]]のページにある「ユーザID」です。 | ||
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- | {{: | ||
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- | 4.接続を押します。 | ||
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- | 5.ユーザ、パスワードを聞かれた場合、[[ユーザ一覧]]のユーザIDをユーザ名、パスワード両方に入力してください。 | ||
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- | 6.接続を終了するときは、単純に「x」を押してリモートデスクトップ接続を閉じてしまえば良いです。 | ||
- | {{: | ||
- | 「×」で閉じてもサーバ上ではずっと同じ画面が維持されていますから、解析待ちの時などは「x」を押して閉じてしまいましょう。そして、解析の様子を見たいときに再びリモートデスクトップ接続をすればよいです。 | ||
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- | ### サーバは起動しているのに、マウス操作が出来なくて画面が固まってしまう場合 | ||
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- | ラボ内のWindowsから接続している場合は、もしかしたらUDPで接続しているのが原因かもしれません。管理者権限でWindowsのターミナルを開いて、 | ||
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- | ``` | ||
- | reg add " | ||
- | ``` | ||
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- | を実行してUDP接続を無効にしてみてください。 | ||
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- | ## R Studio Serverを用いたLinuxサーバへの接続 | ||
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- | 1. 接続するコンピュータ名を[[サーバスペック|このページ]]で確認する。 | ||
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- | 1. 例えばm96に接続する場合、WEBブラウザ(Google Chrome推奨)で http:// | ||
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- | 1. ユーザ、パスワードを聞かれるので、[[ユーザ一覧]]のユーザIDをユーザ名、パスワード両方に入力してください。 | ||
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- | 1. Consoleタブ横のTerminalタブを開くとサーバ上でコマンドを実行できます。ブラウザを閉じてもバックグラウンドでジョブは実行され、再度ブラウザを開けば途中から再度接続されます。 | ||
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- | ## SSHを用いたサーバーログイン(学外から:初心者向け) | ||
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- | パワーシェルを開いて、下記のように入力し、研究室のゲートウェイサーバにログインする。 | ||
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- | ```ssh -l < | ||
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- | ユーザ名は、[[ユーザ一覧]]に記載されている自分のログインIDを使えば良いが、パスワードは外部からのハッキング対策で毎年変更している。 | ||
- | パスワードは、[[http:// | ||
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- | ゲートウェイサーバにログインしたら、次は自分が使用したいサーバにログインする。例えばm96bにログインしたい場合、 | ||
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- | ```ssh m96b``` | ||
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- | と入力すれば良い。この時入力するパスワードは、内部用のもので、アカウント名と同じパスワードです。 | ||
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- | ## 学外からのリモートデスクトップ接続(難易度:中) | ||
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- | 例えばm768cにリモートデスクトップ接続したい場合、パワーシェルを開いて下記のように入力し、研究室のゲートウェイサーバにログインする。 | ||
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- | ```ssh -l < | ||
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- | ユーザ名は、[[ユーザ一覧]]に記載されている自分のログインIDを使えば良いが、パスワードは外部からのハッキング対策で毎年変更している。 | ||
- | パスワードは、[[http:// | ||
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- | その後、リモートデスクトップ接続を起動し、コンピュータ名に「localhost: |