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clcの使い方 [2021/04/19 10:59] – [CLCの使い方] 118.240.79.152 | clcの使い方 [Unknown date] (現在) – 削除 - 外部編集 (Unknown date) 127.0.0.1 | ||
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- | # CLCの使い方 | ||
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- | 1.m1536.sもしくはm768c.sにリモートデスクトップ接続でログインします。(次の接続方法参照 [[http:// | ||
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- | 2.デスクトップにある「CLC for m1536」もしくは「CLC for m768c」というアイコンをダブルクリックします。 | ||
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- | 3.いくつかライセンスの切れたプラグインの警告が出たり、ライセンスのない最新版へバージョンアップするかなどのダイアログが出ますが、すべてスキップしてください。 | ||
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- | 4.今回は例としてバクテリアゲノムのIlluminaシーケンスデータをアセンブルしてみたいと思います。真核生物でも同じ手順です。通常はデータは手元にあると思いますが、今回はFirefoxというウェブブラウザを起動して公開されているシーケンスデータを探しに行きます。 | ||
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- | 余談ですが、以前Firefoxを起動したときにクラッシュしたなどが原因で、他のFirefoxが起動しているため起動できないというエラーが出た場合は、「アプリケーション」→「ターミナルエミュレータ」を起動して、下記のコマンドを入力すれば手っ取り早くFirefoxが起動できるようになります。ただし、Firefoxの履歴などは全部消えます。 | ||
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- | rm -rf ~/ | ||
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- | 5.FirefoxでDDBJのDRASearchというサイトを開く。https:// | ||
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- | 6.例えば、Organism: | ||
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- | 7.検索結果の中のDRP001687などをクリックすると、各プロジェクトの詳細を見ることができ、右のほうにFASTQファイルのリンクがある。 | ||
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- | 8.FASTQをダウンロードしようとすると、ファイルを保存するかどうか聞かれるので、「ファイルを保存する」を選択してOKを押す。2021年4月はちょうどFTPプロトコルが廃止されたばかりで、たぶん手元のPCのChromeなどでFASTQをダウンロードしようとしてもChromeやEdgeではダウンロードできない。いずれFTPではなくHTTPにDDBJ側が移行すると思われるけど、今はサーバにインストールされている古いFirefoxを使うほうが無難。Firefoxも近い将来FTPを廃止する予定。 | ||
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- | 保存先は出来れば、ホームフォルダの下の「work」フォルダにしてほしい。研究室のサーバではホームフォルダはm32sというサーバのホームフォルダを共有しているけど、「work」フォルダは各サーバに固有の(通常大容量の)「/ | ||
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- | Forward reads (```_1.fastq```)と、Reverse reads (```_2.fastq```)を両方ダウンロードする。Illuminaは通常ペアエンドでシーケンスされる。Nanoporeなど別のシーケンサーによっては一つだけの場合もあるし、Illuminaでもシングルエンドだけ読む場合もある。 | ||
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- | 9.CLC Genomics Workbenchを開いて、「Import」→「Illumina」を選択する。CLCはgzip, | ||
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- | 10.先ほどダウンロードした2つのファイルを選択し、ペアエンドであれば「Paired reads」にチェックを入れる。ペアリード間の距離を入力する必要があるが、通常200 - 800 bp程度なので、その程度の値を書いておけば十分。アセンブル時にscaffoldingするステップで多少Nの長さに影響するが、あまり気にしなくても良いと思う。 | ||
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- | 11.あとは適当にNextを押しておけばよい。 | ||
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- | 12.新しいフォルダーを作っておいて、そこに保存したほうが後々わかりやすいかも。選んだら「Finish」を押す。 | ||
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- | 13. | ||
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- | # OS入れ替え前の古いファイルを見たい場合 | ||
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- | m1536.s, m768.sにログインするときに、 | ||
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- | ID: suikou | ||
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- | パスワード: | ||
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- | でログインしてください。 | ||
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- | このユーザで「CLC for m1536」もしくは「CLC for m768c」を実行すると、古いデータが見えます。 | ||
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